うつと生きるブログ

うつを認めてより良くいきるためのブログ

うつは幸せの扉を開くためのチケット!!

こんにちは。

奇しくも1本目のブログ記事は、自分にとって「記念日」のような昭和の日に書くことになりました。現在33歳ですが、2年前の今日、私の『反抗期』が始まったから。そこから私の人生、容赦なく、蓋をされてきたらしい自分と向き合う羽目になっています。これはプロセスとしてはつらいものなのですが。。。きっと今よりも羽を伸ばして生活できるようになるためのプロセスなんだと思っています。

そんなことより、まずは軽く自己紹介を。

優等生として生きた10代の代償

理系研究者の母とエンジニアの父の二人が、はるばる東欧から日本にやってきて、6歳の私を日本の公立小学校に入学させることから始まったのが日本での人生。あまり記憶はないけど、いつのまにか日本語を話し、普通の学校生活を送る小学生になっていたので、さほど苦労せず、周りの環境に溶け込んだんだと思います。母の日本語レベルはすぐに超えたし、勉強は問題なくでき、習い事も習字・ピアノ・バレエを習う、日本の一般的中流家庭のあり方をなぞったような生活を送っていました。

公立の小中学校、都立高校、そして有名大学まで。大学卒業後は海外の超エリート校の大学院へ。両親から受け継いだであろうそれなりの頭と、持ち前の負けず嫌いで手に入れたエリートコースの人生。23歳でうつ病を発症するまでは、信じて疑わなかった幸せな人生のレールだったんです。

うつ病を発症したのは大学院卒業後、海外で就職活動をしていたとき。ちょうどリーマンショックのあとのタイミングで、かつエリート校の学生と肩を並べる就活は生易しいものではなかった(と、いうのは当時の「思い込み」の理由。本当は自分と向き合うことなく、有名なブランドネームの会社をしらみつぶしに受けていただけなので、うまくいくはずはなかったのだけど)。

そのあとは紆余曲折を経て日本に戻り、今の職場と出会い、専門職として働いて現在8年目。10年前若くてスリムできれいだったころより100倍くらい幸せな自分が今います。

幸せへの第一歩

上に書いたことは私の人生の表面上の自己紹介で、いくつもの層の一つにすぎないので、このブログで書いていきたいこととはまったく関係ないのですが、とりあえず読んでくれているかたにぼんやりと私という人間の輪郭は、お持ちいただけたでしょうか。

10代から20代はじめまでの私の生き方を見れば一目瞭然、おそらく不可避だっただろううつ病の発症とうつ病とともに生きてきた10年間。

うつ真っ只中から治療、カウンセリング、自己催眠、針治療、栄養療法、運動療法などやれることはなんでもやってみた中での気づきなどをシェアしていきたいと思っています。そして、あわよくば、

うつ病はアレルギーやアトピーと同じ持病だよ、変でも不思議でも特別でもないよ、ちゃんと治療しようね

ということと、

うつ病を発症した人は自分を解放してあげる、らくになる、そんなチャンスをやっとつかんだんだよ、

ということを、

今うつを発症して暗いトンネルにいる方、うつを経験した方、まだ経験していない方にも、少しでも伝えることができたら嬉しい、そんな思いです。

 

今回は少しも『反抗期』の話なかったですね笑。また次回以降に。